開業後に瞬く間に人気店となったCHILL KITCHEN。

今回は千葉県・東船橋でカフェ「CHILL KITCHEN」を営まれるKさんYさんご夫妻の
経歴についてご紹介します。
• 2010年11月　スーパーホテル新居浜　着任
• 2013年2月　 スーパーホテル函館　着任
• 2015年8月　 スーパーホテル宇都宮　着任
• 2016年11月　スーパーホテルFC鹿島　着任
• 2018年3月　 卒業

2010年11月から18年3月まで、ベンチャー支配人として活躍されていたKさん
とYさん。卒業から半年後となる2018年9月より地元である東船橋にカフェを
オープンされました。2021年には2号店を
オープンするなど、コロナ禍をものともせずアグレッシブに挑戦を続けておら
れます。

宮口さん：
昔から地元である東船橋でカフェをやりたいという夢がありました。
だから、ベンチャー支配人になる前は修行のために東京でカフェ事業を展開する会社で働いていたんです。

その会社でカフェ運営に必要なノウハウはある程度学べたんですが、開業に必要な資金は貯まらなくて。
それで次のステップを模索していたときに求人サイトでスーパーホテルを見つけたんです。
資金を貯めることができる上、前職では習得できなかった経営ノウハウまで学べる。
求めていたことが、ぜんぶ叶うじゃん！と思って応募したのを覚えています。

－ YさんもアルバイトとしてKさんがマネージャーを務めておられる店舗で働いておられたんですよね。
アルバイトでの経験はあるとは言え、責任者として店舗運営を担うベンチャー支配人という仕事について不安はなかったですか？

Yさん：
特殊な仕事なので不安がなかったかと言われればウソになります。
自分に務まるの？ってことをはじめ、待遇のことや、求人を見た段階では「？」もいっぱいあって。
二人の人生をかけて挑む仕事ですから、できれば失敗はしたくない。
そう思って、不安や疑問を解消するために近くの店舗へ足を運び、そこの支配人に直接話を聞いたんです。

すると、実情を包み隠さず話してくれて、求人や説明会で得た情報に嘘偽りがないことがわかりましたね。
おかげで不安や疑問はすべて解消。
もちろん、大変なこともあるけれど、夢を叶えるにはいちばんの近道であることがわかり覚悟が決まりました。

宮口さん：
卒業が迫ってくるなかで気付いたんです。自分たちのゴールが開業になってしまっていることに。
理想のカフェ像というのは二人で描いていたんですが、「開業した後どうするの？」って。

そこで、しっかり事業計画を固めるために延長という道を選択しました。
それからは、コンセプトを練ったり、市場調査をしたり、開業後のことまでしっかり考えて事業計画を明確にしていきました。

じつは現在のカフェがある場所にあったお店は、ことごとく１〜２年で閉店していて不動産屋からもお勧めはされなかったんです。でも、自分たちで市場調査をしてみると、十分に勝算があることがわかった。絶対に大丈夫！そう信じて
突き進むことができたのは、スーパーホテルでコンセプトメイクや市場調査など、経営に必要なノウハウを学ぶことができたおかげですね。

宮口さん：
1店舗目から歩いてすぐのところに2店舗目をオープンしました。同じカフェを近くで始めることに周囲から反対の声があったのも事実です。でも、自分たちの考えは違っていて。
そもそも、生産が追いつかなくてもう一つ生産拠点が欲しいという理由から2店舗目の立ち上げを検討するようになったんです。だから、近い方がいいし、1店舗目で提供するものをつくるから必然的に業態も同じになる。
コロナ禍に？という声もありましたが、私たちはコロナ禍でテイクアウト需要が伸びると読んだんです。
自分たちにとってはピンチじゃなくてチャンスだったので、なんなら開店を急いだ部分もあるくらいです。
で、結果的には狙い通りで、2店舗目も順調です。