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卒業生
Nさん、Mさんご夫妻
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Interview
Interview

インタビュー

サンドウィッチとおやつのテイクアウト専門店『Eden』を2021年4月30日にオープン
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Nさんご夫妻の経歴についてご紹介します。

スーパーホテル在籍期間:2013年~2018年
2013年…スーパーホテル松本天然温泉
2015年…スーパーホテル飛騨・高山
2017年…スーパーホテル小山

スーパーホテルを2018年に卒業後、2021年4月に長野県佐久市にサンドウィッチとおやつのテイクアウト専門店『Eden』を開業されたNさんご夫妻。Nさんは接客業で、Mさんは元スーパーホテル仙台国分町のスタッフとして活躍されていました。そんなお二人がベンチャー支配人を経て、どんなかたちで夢をカタチにされたのか。現在に至るまでの足跡を辿ります。

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夫婦二人でいっしょに何かがしたくてベンチャー支配人にチャレンジしました。

――ベンチャー支配人にチャレンジされた経緯を教えてください。

妻はスーパーホテルで働いた経験があったのでスムーズにスタートを切れたのですが、
問題は私の方。前職でも接客業でしたが、PCに触れることはほとんどありませんでした。
最初のうちは慣れない仕事に苦労の連続でしたが、最終的には1年契約延長して5年の任期を全うすることができました。

――契約を1年延長された理由を教えてください。

契約を延長したのは、もっとお金を貯めたかったからです。
と言っても、思っていたほどお金を貯められなかったのではありません。
順調に貯められてはいたのですが、その時点ではやりたいことが明確に定まっていたなかったので、
もう少しゆとりを持って次のステージに進んだ方がいいと思ったんです。

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卒業された2018年~2021年にお店をオープンされるまでの間はどうされていたのですか?

卒業後は、軽井沢でそれぞれ別の仕事をしていました。
妻はカフェで、私は工場をはじめいろんな仕事を経験しました。
いつかは二人で何かを始めたいということに変わりはありませんでしたが、
すぐにやらなくてもいいと思ったんです。そこそこ蓄えもありましたから、
お互いにやりたいことをやってからでもいいかなって。

――軽井沢はお二人の地元ですか?

それが、二人ともまったく縁のない土地なんです。松本天然温泉から飛騨・高山に異動する際に、
少し休みがあったので旅行がてら軽井沢に行ったことがあったのですが、そのときにすっかり魅力に
取りつかれてしまって。松本も高山もそうですが、この仕事をしていなければ住むことはなかったであろう地域に出会えるところも、ベンチャー支配人の魅力なのかもしれません。働きながら旅ができるというか。

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サンドウィッチとおやつのテイクアウト専門店『Eden』の開業にいたった経緯

二人とも食べるのが好きで、いろんなお店を食べ歩く中で飲食店を始めてみようかと思うように
なりました。その後、本気で開業を考え始めたのは2021年の初め頃です。当時、新型コロナが蔓延
していたこともあり、業態はテイクアウト専門店に決定。そこからわずか3ヶ月程度でオープンに
至りました。今振り返るとすごいスピードですが、スーパーホテルでの経験があったからこそ思い切ることができたのだと思います。

――開店資金はいくらかかりましたか?

1000万円程度でしょうか。思った以上にかかりましたね。開店資金については、ベンチャー支配人時代に貯めたものです。二人が別々の仕事をしているときも手を付けずに残していたので、おかげで思い立ってすぐ行動に移すことができました。

――開業にあたって、ベンチャー支配人の経験は活きましたか?

意外と役立ったのはネットワークです。スーパーホテルで働いていると、スタッフやお客様など、
ほんとに多くの人と関わります。
おかげで赴任した先々で知り合いができ、お店の建設業者も、松本天然温泉の朝食スタッフさんに
紹介してもらったんです。長野には縁がない二人なので、ベンチャー支配人時代のネットワークには助けられましたね。
業務改善の経験も、今となっては大きな財産です。スーパーホテルでは大きな裁量のもとで
ホテル運営を行えます。チャレンジして失敗してもリスクはないため、いろんなことを試すことが可能です。おかげでこういうやり方をすれば、こういう結果が出るという引き出しをたくさん持つことができました。
また、フィジカルを鍛えられたのも良かったですね。飲食業って、やってみると体力がいるんです。
その点はスーパーホテルで鍛えられたので苦にならないですね。

――ふたりで働くという念願を叶えた感想をお聞かせください。

今は従業員も雇わず、二人でできる範囲でお店を切り盛りしています。誰に気を遣うこともなく、
言いたいことを言い合えるので、精神的にはすごく楽ですね。また、仕事中はずっ一緒ですし、
休みも一緒。二人で別々の仕事をしていたときよりも、今のライフスタイルの方が自分たちに
とっては断然いいですね。

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取材日:2023年 ※上記は取材当時の内容であり、現在の情報とは異なる場合がございます。

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