――支配人にチャレンジしようと思ったきっかけはなんですか?
Hさん:
もともと起業を夢見ていたんです。はじめて会社を作ったのは、19歳の在学中でした。
友人5人と一緒に、中古車輸出をするサービスを立ち上げました。これが当たって大ヒット!景気が上向きだったこともあり、業績は上々でした。
自分たちの月収もどんどん上がっていっている最中にリーマンショック。猛烈な円高になり、車が売れなくなりました。株に投資もしていましたが、こちらも大暴落。会社の運転資金がなくなってしまいましたが、なんとか無借金で会社をたたむことができました。その経験から株の面白さを知り、証券会社で本格的に学ぼうと就職を決意。そこでは、いろいろなお付き合いをさせていただき、経営者と話す機会にも恵まれました。
――スーパーホテルと出会ったきっかけはなんでしたか?
Hさん:
学生時代の起業経験から、「やっぱり、また社長になりたい」という想いがきっかけですね。
起業するために、独立についていろいろ調べていたときに、スーパーホテルを見つけたんですよ。『Super Dream Project』を見て、これしかない!と妻を誘いました。
――奥様からの反対はありませんでしたか?
Hさん:
妻のご両親がもともと商売をされていたんです。そのこともあってか、「一緒にやろう!」と賛成してくれました。ですが、当時は悩ませたかもしれませんね。
Sさん:
実は最初、主人に誘われた時は冗談だと思っていたんですよ(笑)
本気だと知って、はじめは驚きましたが、私の両親がもともと商売をしていたこともあってあまり抵抗はなかったですね。「一緒にやろう!」と決意しました。
いざスーパーホテルに入ってみたら、居心地がとてもよかったです。
自分自身がすごく楽しめたし、みんな人情味があって、勉強になりました。結果、「やって良かった!」と思えましたね!
Hさん:
スーパーホテルの会長が、「ベンチャー支配人はミドルリスクだ」と仰っていた通り、リスクが少ない中で、ある程度の裁量権も与えられていました。
当時からすごいビジネスモデルだと感じていました。実際に働いてみて、この仕組みを考えた会長を改めてすごいと思いましたね。